TeXに対してLaTeXがあるように、
XeTeXにもXeLaTeXがあります.ここでは、日本語の文章をXeLaTeXでコンパイルしてみてましょう.そのためにはLaTeXの
articleクラス( “jarticle”でない)に少し「おまじない」を付け加える必要があります.具体的な手順は:
1)TeXShopを起動してください
.
2)TeXShopの使用プログラムはデフォルトでは「LaTeX 」なので、
「XeLaTeX」に変更してください.
3)次のsourceをTeXShopのエディタ画面にコピーしてください.
%%% XeLaTeX-article/amsart sample%%%
\documentclass{article}
%\documentclass{amsart}
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
\usepackage{fontspec,xltxtra,xunicode}
\setmainfont[Mapping=tex-text,Bold=Hiragino Kaku Gothic Pro W6]{Hiragino Mincho Pro W3}
%\setmainfont[Mapping=tex-text,Bold=MS PGothic]{MS PMincho}
\usepackage{setspace}
\setstretch{1.2}
\usepackage{indentfirst}
\XeTeXlinebreaklocale "ja"
\XeTeXlinebreakskip=0em plus 0.1em minus 0.01em
\XeTeXlinebreakpenalty=0
\renewcommand{\baselinestretch}{1.4}
\settowidth{\parindent}{あ}
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
\begin{document}
惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里
\end{document}
4)このsourceをお好きなところに名前をつけて保存してください.ちなみに、保存のエンコーディングは「Unicode (UTF-8)」(特殊なエンコーディングを選ぶと、後々面倒が起きる可能性があります)、フォーマットは「TeX Document」がよいでしょう.
5)タイプセットしてください.プレビューアが開き、都々逸が表示されれば成功です.
注意1: amsartが好きな方は
\documentclass{article}
でなく
\documentclass{amsart}
を使ってください.
注意2:フォントの指定ですが、source の6行目でヒラギノ明朝 Pro W6・ヒラギノ角 Pro W3を英語名で指定してます:
\setmainfont[Mapping=tex-text,Bold=Hiragino Kaku Gothic Pro W6]{Hiragino Mincho Pro W3}
この行のフォント名を好きなフォントに変更してください.例えばMS P 明朝・MS P ゴシックにするには、次のように変更してください.
\setmainfont[Mapping=tex-text,Bold=MS PGothic]{MS PMincho}
注意3:MacOSXにインストールされている日本語フォントの英語名を調べるには、アプリケーション内のFont Bookを起動し、日本語フォントを選択し、[ファイル]→[フォントを検証]を選ぶと該当フォントの「英語名.拡張子」が表示されます.
皆様からのコメント(補足修正など)お待ちしております.