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2021年度のお知らせ

2022-03-
 2月15日(火)に、令和3年度京都教育大学学生表彰授与式が行われました。 「研究活動」の部門において顕著な成果を残したとして、大学院数学教育専修2回生の近藤竜生さんが受賞しました。
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2022-03-25
 2022年3月25日(金)に卒業式が規模を縮小して行われました。
 本年度も全体の式典は行えませんでしたが、 領域ごとの卒業式として、各領域に分かれて学位記授与が行われ、 数学領域では卒業生28名に学士(教育学)が学科主任から授与されました。 また、大学院教育学研究科では修了生2名が修士(教育学)を取得しました。
 学部卒業生28名のうち5名が小学校、8名が中学校、6名が高等学校で4月から教員として活躍します。 詳しい進路状況は こちら をご覧下さい。
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2022-03-23
 京都教育大学令和3年度教育研究改革・改善プロジェクト経費 「SDGsの実現に向けたハイブリッド型大学講義システムのあり方」の支援の下、 「SDGsの実現に向けた小中高等学校におけるハイブリッド型授業づくりのための解説動画」 のパンフレットが完成しました。
 このパンフレットにまとめられている解説動画は、 教員養成大学での講義・実技・実験等の教育活動をオンライン上で実施した際の様々な工夫を集約・整理した動画集です。 学校現場の先生方が、今後の小中高等学校におけるハイブリッド型授業づくりの参考としてダウンロードしてお使いいただくことも可能です。 パンフレットをご希望の方は、下記を参考に数学科黒田教授宛にメールでお申し込み下さい。
メール宛先:ykuroda(at)kyokyo-u.ac.jp ←(at)は@に変更
メール件名:動画教材パンフレット希望
宛名   :京都教育大学 黒田恭史宛
本文記載内容:
お名前(あるいは部署等)
送付先住所 〒
必要部数  部
 教育委員会で申し込まれる場合などは100部単位でのお申込みも受け付けております。 郵送費等はこちらで負担予定ですのでお気軽にお申し込み下さい。なお、全ての動画は、京都教育大学公式YouTubeサイトで一般公開されておりますので、 そちらからもご覧いただけます。
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2022-03-23
 黒田教授の書籍「中等数学科教育法序論」と「動画でわかる算数の教え方」がそれぞれ出版されました。
「中等数学科教育法序論」は黒田教授が監修した数学教育の教科書で、 2022年3月に共立出版より出版されました。 かねてより数学教育の現場において、中学・高校での数学(中等数学)と大学での数学との内容の隔たりについて問題視されており、 大学で学んだ数学を中学・高校の数学指導へ如何に活かしていくかが課題でした。本書は、中学・高校と大学の橋渡しを意図して、 大学数学に触れながら中等数学を捉え直し、その教育的意義を解説したテキストです。
「動画でわかる算数の教え方」は黒田教授の著書で2022年4月に明治図書出版より出版予定です。 2020年3月からの全国学校一斉休校時の自宅学習をサポートすべく、 2年間をかけて小学校1~6年生の算数授業動画約1,200本を制作し、 webサイト「黒田先生と一緒に学ぼう!15分で分かる小学校算数授業」で公開を行っています。 この書籍は、それらの動画と連動する形で書かれた初任・中堅小学校教員向けの算数指導に関する書籍です。
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2022-03-14
 2022年3月24日(木)に公益財団法人 全日本科学技術協会【JAREC】が主催する第2回「SDGsパートナーシップ・プログラム」シンポジウムで 黒田教授が「コロナ禍においても誰一人取り残さないオンライン算数・数学 学習支援における教育の保障」という題目で講演を行います。
【JAREC主催】第2回「SDGsパートナーシップ・プログラム」シンポジウム
日  時: 2022年3月24日(木)15:00~17:00
開催形態: オンライン開催 無料
対象者 : SDGsに取り組む企業・地方自治体及び大学等研究開発機関の皆さま、 学生の皆さま
定  員: 100名
・15:40~16:05「コロナ禍においても誰一人取り残さないオンライン算数・数学 学習支援における教育の保障」
京都教育大学 教育学部 数学科 教授 黒田 恭史 氏
概 要: コロナ禍による全国一斉休校が、子どもの生活面と学習面に多大な影 響を及ぼすことを、私どもは痛いほど思い知らされることとなった。併せて、外 国人の子どもの母語を含む学習支援や、長期傷病欠席・不登校等に対する学習支 援は、大きな教育問題と認識しつつも手つかずの状態であった。数千本に及ぶ多 言語対応版算数・数学動画コンテンツの制作と無償公開が、こうした日本の教育 問題の解決につながることを紹介する。
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2022-03-08
 2021年12月17日に京都府立南陽高等学校/京都教育大学附属高等学校と連携して開催されたVRポスターセッションの記事「遠く離れた2高校生徒らが発表」が文教速報に掲載されました。 詳細については深尾研究室webページをご覧下さい。また、京都府立南陽高等学校webサイト京都教育大学附属高等学校webサイトによる報告もご参照下さい。
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2022-03-08
 2022年2月12日にウェビナー「急増する長期欠席児童・生徒の生活・学習支援のあり方を考える」を開催しました。 この会は、京都教育大学教育研究改革・改善プロジェクト「SDGsの実現に向けたハイブリッド型大学講義システムのあり方」の取組の一環として、 学校現場の長期欠席児童・生徒の実態把握と、ハイブリッド型大学講義システムのノウハウを活用し、 学校現場でのオンライン化の促進に寄与することを目的にしています。
 会ではまず、黒田恭史教授(京都教育大学)から開会の挨拶と趣旨説明がありました。 趣旨説明では、コロナ禍により不登校を含む長期欠席児童・生徒の数が急増しており、とりわけ小学校での増加が顕著であるとの報告がなされました。 続いて、原清治教授(佛教大学)から「長期欠席する児童・生徒急増の背景について考える -大規模調査から見えてくる子どもたちの実態を中心に-」 についての講演がありました。長期欠席児童・生徒の背景には、ネットいじめなどの要因もあることを指摘したうえで、 高校生のネットいじめの傾向として、学力上位層に一つの山が新たに生じつつあるという課題が指摘されました。 土井隆義教授(筑波大学)から「社会的孤立と不登校 ~相対的剥奪の観点から考える~」についての講演がありました。 相対的な孤立感は、一斉休校など全ての児童・生徒が学校に行くことができない状況のときに生じるのではなく、 解除後に状況が全体として改善していく際に自分だけが取り残されていると感じる場面で生じるため、 その点を踏まえたケアの必要性が指摘されました。 黒田恭史教授(京都教育大学)から「長期欠席する児童・生徒の学力を支えるYouTube算数・数学動画」についての講演がありました。 いつでも、どこでも、どの段階からでも学習することのできるオンデマンド型の動画教材を多数制作することで、長期欠席児童・生徒の学習支援に役立つことが指摘されました。 最後に、総合討論において鈴木翔准教授(秋田大学)から、各講演者に質問が行われ、討議がなされました。 また、フロアーからも質問が出るなど、終始活発な議論が展開されました。
 会には17都府県より183名の参加申し込み、当日約130名の参加、オンデマンド動画視聴415回(3月4日時点)がありました。
なお、京都教育大学公式YouTubeサイトにおきまして、本ウェビナー動画の一般公開を行っていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
ウェビナー「急増する長期欠席児童・生徒の生活・学習支援のあり方を考える」
  • 開会挨拶・趣旨説明(05:36)
    黒田 恭史(京都教育大学 教授)
    https://www.youtube.com/watch?v=SPOQt3V2buc
  • 講演Ⅰ「長期欠席する児童・生徒急増の背景について考える -大規模調査から見えてくる子どもたちの実態を中心に-」(20:05)
    原 清治(佛教大学 教授・副学長)
    https://www.youtube.com/watch?v=IumfvzqzOZw
  • 講演Ⅱ「社会的孤立と不登校 ~相対的剥奪の観点から考える~」(22:11)
    土井 隆義(筑波大学 教授)
    https://www.youtube.com/watch?v=8_Sb3rM0RBM
  • 講演Ⅲ「長期欠席する児童・生徒の学力を支えるYouTube算数・数学動画」(18:25)
    黒田 恭史(京都教育大学 教授)
    https://www.youtube.com/watch?v=pFTcx3ilP1U
  • 総合討論「長期欠席児童・生徒の生活・学習支援のあり方」(48:22)
    指定討論者 鈴木 翔(秋田大学 准教授)
    パネリスト 原 清治(佛教大学),土井 隆義(筑波大学),黒田 恭史(京都教育大学)
    https://www.youtube.com/watch?v=rzorWC7Yej0

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    2022-03-06
     2023年3月4日(金)から6日(日)にかけて、「数学教育研究会2022」をzoomを利用したオンライン形式にて開催しました。 この会は京都教育大学令和3年度教育研究改革・改善プロジェクト経費「課題研究におけるフェルミ推定プログラムとVRポスターセッションの開催」 の援助を受けています。 会には17の大学・高等専門学校、高等学校、中学校から65名の参加者、また数学教育、数理科学教育や数学、数理科学に関する36件の講演がありました。
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    2022-02-07
     2022年2月4日(金)、第13回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催しました。 この会は、京都教育大学の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
     会ではまず、葛城元教諭(京都教育大学附属高等学校)から「1年間のハイブリッド型数学授業で見えた成果と課題」についての発表がありました。 動画学習による予習と対面学習による確認テスト・演習を継続的に行ってきた数学授業への成果と課題を報告されました。 学習者の数学に対する理解度や動画視聴回数等との関係について議論がなされました。 続いて、近藤竜生(京都教育大学大学院教育学研究科 学生)津田真秀教諭(京都教育大学附属京都小中学校)から「小学校六年生を対象とした図形の回転体の教育実践-GeoGebraのスクリプト機能を用いて-」についての発表がありました。 児童が図形の回転体課題に取り組み、タブレット端末のGeoGebraを用いてプログラムを作成することで完成形を確認するという実践が報告されました。 質疑応答では、図形の構成要素や回転体の理解の素地を作る上で効果的である可能性が示唆されました。 最後に、黒田恭史教授(数学科)から「算数動画とテキストを用いたOJTによる若手教員研修」についての発表がありました。 これまでの学習指導案作成、対面授業参観、事後研究会といった教員研修制度から、 動画収録・編集・共有を取り入れた新しい教員研修制度への可能性について、具体的な事例をもとに報告がありました。
     会には10都府県より47名(学校関係14名、学生23名、大学関係7名、一般3名)の参加がありました。 次回は2022年5月21日(土)にオンライン開催で実施します。
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    2022-01-26
     京都教育大学附属京都小中学校の津田先生の研究が、公益財団法人ソニー教育財団による「ソニー子ども科学教育プログラム(小中学校教員対象)」で入選しました。 算数科と理科の教科横断授業におけるこれまでの取組成果と今後の実践計画をまとめた教育実践計画が財団ホームページに掲載されています。
     なお津田先生は京都教育大学 数学領域の卒業生で、 京都教育大学大学院 教育学研究科数学領域専攻を修了後、京都教育大学附属京都小中学校で教員として活躍されています。
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    2022-01-12
     黒田教授が講演された国際会議14th International Congress on Mathematical Educationから その学術的貢献を証明する"Certificate of Academic Contribution"が送られました。
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    2022-01-12
     京都教育大学 令和3年度教育研究改革・改善プロジェクト経費「課題研究におけるフェルミ推定プログラムとVRポスターセッションの開催」の支援の下、2021年12月17日に京都府立南陽高等学校/京都教育大学附属高等学校と連携してVRポスターセッションを開催しました。
     社会情勢の大きな変化によって、これまで対面で開催が可能であった高校生のポスターセッションなど、教育的効果の大きなイベントが開催しづらくなっています。 一方で、Web会議システムのアプリケーションやタブレット端末、webカメラなどのICT機器の急速な発展とその活用が注目され社会情勢の変化に対応した形態でイベントが開催されるようになってきました。そこで、すでに実践が進んでいる各高等学校で探究活動で行われた高校生による研究成果の発表の場として、「spatial chat」と呼ばれるWeb会議システムのアプリケーションを利用し、遠く離れた高校生が互いの成果を交流し合う仕組み作りを行うことをめざし、自由に動き回ることのできる仮想空間での「VR(Virtual Reality)ポスターセッション」を開催しました。
     詳細については深尾研究室webページをご覧下さい。また、京都府立南陽高等学校webサイト京都教育大学附属高等学校webサイトによる報告もご参照下さい。
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    2022-01-11
     2022年2月12日にウェビナー「急増する長期欠席児童・生徒の生活・学習支援のあり方を考える」を開催します。 本ウェビナーでは、文部科学省の調査による全国各地での長期欠席児童・生徒の急増の事態を受け、 その状況のさらなる分析とオンライン等による生活・学習支援のあり方について検討することを目的とします。
  • 急増する長期欠席児童・生徒の生活・学習支援のあり方を考える
  • 日時:2022年2月12日(土)15:10-17:00
    会場:オンライン開催(Zoomによるライブ開催+YouTubeによる後日オンデマンド配信)※配信拠点:京都教育大学
    主催:京都教育大学教育研究改革・改善プロジェクト「SDGsの実現に向けたハイブリッド型大学講義システムのあり方」
    後援:京都府教育委員会・京都市教育委員会
    対象:学校教員、大学教員、大学生、一般(参加費無料 事前申し込み制 定員500名)
    申し込み方法:Googleフォームからのお申込み ※YouTubeによる後日オンデマンド配信のみ視聴の場合は申し込み不要
    申し込み締切日:2022年2月6日(日) ※2月8日(火)頃にZoom視聴のURLを返信予定
    問い合わせ先:京都教育大学教育学部 黒田恭史(ykuroda@kyokyo-u.ac.jp)


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    2021-12-22
     2021年11月1日(月)と11月8日(月)の2日間にわたり、京都教育大学 令和3年度教育研究改革・改善プロジェクト経費 「課題研究におけるフェルミ推定プログラムとVRポスターセッションの開催」 の支援の下、 本学大学院教育学研究科修了生の葛城元先生が中心となって、附属高等学校での「総合的な探究の時間」で高大連携授業を行いました。
     附属高等学校の数学科と理科の教員が主体となり、 そこへ、数学領域の学生・院生がTAとして参加し、さらに理学科の谷口教授(学校長)とともに数学科の深尾教授が助言・指導を行いました。 この授業は1年生4クラスの計143名を対象としたミッション解決型のアクティブラーニング授業ですが、ここに附属高等学校の教員チームも設け、 学校全体の取り組みとして共有が行われました。詳しくは 附属高等学校webサイト本学メインwebサイトとともに 深尾研究室のwebサイトをご覧下さい。
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    2021-12-22
     2021年12月10日に京都府立洛西高等学校にて、 サイエンスチャレンジ講座として 「数学と自然科学」という題目で京都府立洛西高等学校2年生72名(2クラス)を対象に講座を行いました。詳しくは深尾研究室のwebサイトをご覧下さい。
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    2021-11-22
     2022年2月4日(金)、第13回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催します。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-11-15
     2021年11月12日(金)、第12回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催しました。 この会は、京都教育大学の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
     会ではまず、津田真秀教諭(京都教育大学附属京都小中学校)から「実データを用いた「データの活用」領域の指導の在り方-小学校第6学年「資料の調べ方」の単元学習を通して-」 についての発表がありました。児童が実データをもとに代表値を用いた分析・考察を行う授業実践について説明があり、 得られた知見をもとに「データの活用」領域の指導のあり方について提案がなされました。 続いて、宮本隆太教諭(京都市立百々小学校)から「小学校6年生を対象とした図形の求積指導におけるタブレット活用」についての発表がありました。 児童が図形の求積問題に取り組み、自身の考え方をタブレット端末を用いて共有することが、主体的・対話的で深い学びの素地を作る上で効果的であるとの報告がありました。 最後に、黒田恭史教授(数学科)から「「深い学び」の深海にはまらないために」についての発表がありました。 主体的・対話的で深い学びが全国の学校現場で実践される中、「深い学び」についてはその解釈において混乱が生じているため、 それらの議論を整理し、授業改善につなげていく必要があることの報告がありました。
     会には9都府県より39名(学校関係10名、学生22名、大学関係6名、一般1名)の参加がありました。 次回は2022年2月4日(金)にオンライン開催で実施します。
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    2021-10-06
     黒田教授の寄稿「様々な困りごとに対応した算数・数学動画コンテンツの制作」 がLEDEXのメールマガジンで連載されました。 「子どもゆめ基金のデジタル教材」というシリーズで全3回の連載です。 詳しくは学びの環境をデザインするレデックス株式会社webページをご覧下さい。
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    2021-10-06
     2021年9月24日(金)、京都教育大学 令和3年度教育研究改革・改善プロジェクト経費「課題研究におけるフェルミ推定プログラムとVRポスターセッションの開催」の支援の下、 京都府立南陽高等学校にて深尾教授がサイエンスプログラムを行いました。 京都府立南陽高等学校でのサイエンスプログラムはサイエンスリサーチ科3クラスを対象とした講座で、今年で10年目です。 昨年度に引き続き「考え方を広げること深めること」と題して参加型の講演を行いました。 詳しくは 深尾研究室webページをご覧下さい。
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    2021-10-06
     2021年9月22日(水)、奈良県立高田高等学校にて黒田教授が出張講義を行いました。 「総合的な探究の時間」で「教育基礎」を選択している1年生を対象とした2時間の講演を行いました。 詳しくは高田高等学校webページをご覧下さい。
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    2021-09-02
     2021年11月12日(金)、第12回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催します。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-08-23
     8月20日(金)に、第11回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
     会ではまず、吉田耕平教諭(京都教育大学附属高等学校)から「情報の重み付けからみる高校数学の授業の取り組みについて」についての発表がありました。 高校数学で学ぶ知識同士のつながりを重み付けて体系化することの教育的意義について説明があり、今後は授業作りや生徒への指導ツールに役だてていきたいとのことでした。 続いて、西浦誠人教諭(京都市立加茂川中学校)から「GIGAスクール構想の実現を目指した数学授業」についての発表がありました。 1人1台のタブレット活用を数学授業に取り入れることで、生徒の主体性を高めたり、学習者個々の理解状況に応じた学習につながることについての説明がありました。 最後に、黒田恭史教授(数学科)から「1年で1,000本の算数動画をつくった理由」についての発表がありました。 昨年度の全国学校一斉休校時から、小学校1~6年生の全単元の算数の授業内容を動画制作し、YouTubeにて無償公開していることの紹介がなされ、 今後、コロナ禍、自然災害等の様々な困難な局面が生じた際の学習支援体制の構築に貢献していきたいとの報告がありました。
     会には10都府県より68名(学校関係22名、学生33名、大学関係8名、一般5名)の参加がありました。次回は2021年11月12日(金)にオンライン開催で実施します。
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    2021-08-16
     黒田教授の寄稿「遠隔・オンライン教育」 が明治図書の数学教育 2021年9月号「苦手な生徒もぐんぐん伸びる!学力向上40のしかけ」に掲載されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-07-14
     黒田教授が執筆に関わりました「ICT×数学 GIGAスクールに対応した1人1台端末の授業づくり」 が明治図書から出版されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-06-11
     黒田教授の寄稿「脳科学は学校教育にどう生かせるか?」 が明治図書の数学教育 2021年7月号「超解明 学びに向かう力,人間性等」に掲載されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-06-07
     2021年8月20日(金)、第11回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催します。詳しくはこちらをご覧下さい。
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    2021-05-26
     京都教育大学附属高等学校で行われた研究 『数学を基軸とした新教科「理数科」の教育内容開発と高校生による学習成果の動画発信』が 公益財団法人パナソニック教育財団から 2020年度(第46回)実践研究助成 一般助成表彰を受け、優秀賞を獲得しました。
     附属高等学校では 2022年度から実施される新教科「理数科」の教育内容の開発として、 公益財団法人パナソニック教育財団から2020年度(第46回)実践研究助成を受け研究を行ってきました。 2020年度には74校がこの研究助成に選ばれていましたが、その中で優秀賞を獲得したのはわずか4校で高等学校では唯一の選出です。おめでとうございます。
     なお研究プロジェクトの中心として活躍している葛城先生は京都教育大学 数学領域の卒業生で、 京都教育大学大学院 教育学研究科数学領域専攻を修了後、京都教育大学附属高等学校で教員として活躍されています。京都教育大学の数学科の教員も研究に関わり高大連携を進めています。
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    2021-05-26
     5月21日(金)に、第10回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
     会ではまず、木村祐太教諭(京都市立総合教育センター)から「プログラミング的思考育成につながる算数科の取り組み」についての発表がありました。 「スクラッチ」を用いた実践事例では、学習者が実際にプログラミングしていくためには段階的な指導が必要であることが報告されました。 プログラミング教育においては、今後も実践事例を積み重ねていく必要性があることが議論されました。 続いて、藤本卓也教諭(京都教育大学附属京都小中学校)から「中学1年生における教科横断的学習 ~比例・反比例と地震~」についての発表がありました。 ロイロノートを用いた共同学習の実践においては、理科で扱われる地震を題材とした問題に対して数学による問題解決を図ることにより、 学習者が数学の有用性を実感できる効果が見られたとの報告がありました。 最後に、黒田恭史教授(数学科)から「学習者の目線に立ったオンライン授業設計に向けて」についての発表がありました。 大学のオンライン授業において、学習効果の高い授業設計を行うためのポイントや、 オンデマンド型動画撮影の各種方法について紹介がなされ、今後、小学校から高等学校でのオンラインの算数・数学授業づくりを行う上でも参考になるとの報告がありました。
     会には10都府県より60名(学校関係27名、学生24名、大学関係8名、一般1名)の参加がありました。 次回は2021年8月20日(金)に開催します。
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    2021-05-17
     黒田教授の「算数解説動画」が各種メディアで紹介されています。
  • 番組 関西テレビ 報道ランナー
  • 日時 5月4日(火) 16:45-19:00
    テーマ 大学教授が「算数の解説動画」を小学生に無料配信 これまでに1000本以上 自宅学習を支援

  • 番組 FM AICHI DAYDREAM MAGIC
  • 日時 5月18日(火) 11:30-13:00
    テーマ 算数の解説動画の紹介

    2021-05-17
    黒田教授が4月26日(月)のABEMAテレビ ABEMA Primeに出演しました。
    【命の授業】ブタを飼育して食べるのは残虐?命を食べる教育に賛否両論も「今も正しい答えが見つからない」担当教師と考える【豚のPちゃん】
    2021-04-01
    »新1回生 4月7日(水)、専攻別指定教室(数学領域専攻はC3教室)にて10:00より入学式、およびオリエンテーションが行われます。また、翌日4/8(木)13:30より、同じくC3教室にて専攻別の履修指導が行われます。履修案内と授業案内を忘れずに持参して下さい。
    2021-04-01
    »新M1 4月7日(水)15:15より1A413にて数学教育専修のオリエンテーションが行われます。
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    2021-04-01
    東京理科大学の水上雅昭先生が、京都教育大学 数学科に赴任されました。
    2021-04-01
    数学科、横山知郎先生が岐阜大学へ異動されました。
    2021-04-01
    数学科、大竹博巳先生が定年で退職されました。

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