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お知らせ

2023-03-31
数学科、深尾武史先生が龍谷大学先端理工学部へ異動されました。
2023-03-13
 令和5年2月18日(土)、第17回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、大学と附属学校等が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。 当初、黒田恭史教授(京都教育大学)の発表を予定していましたが、 急遽都合が悪くなったため津田真秀講師に変更して行いました。
 会ではまず、大地健文教諭(兵庫県立丹波市立船城小学校)から「児童の『認識の飛躍』をめざす授業デザイン ~書く力の育成とタブレットPC活用を通して~」についての発表がありました。 板書とノートの対応関係を意識した指導や、論理的に記述するためのスモールステップについて提案されました。 学習内容や学習者の実態に応じて適切にタブレットPCを用いる場面について議論されました。 続いて、横井歩教諭(京都市立神川中学校)から「中学校数学科の内容理解におけるロイロノートの位置づけ」についての発表がありました。 理解困難な学習内容の1つである図形の証明問題を、ロイロノートを用いて学習者を補助する実践事例が紹介されました。教育現場に所属してからも継続的に学習教材を開発・共有していくための方向性について検討されました。 最後に、津田真秀講師(梅光学院大学子ども学部)から「小学校算数科『データの活用』領域におけるタブレット端末の活用」についての発表がありました。 実データを分析する際にタブレット端末に内蔵されている表計算ソフトを用いる教育実践が紹介されました。小学校段階での適切な指導や題材など、統計的な学習内容の発展可能性について議論されました。
 会には10都府県より38名(学校関係4名、学生30名、大学関係3名、一般1名)の参加申込がありました。次回は2023年5月にオンライン開催で実施します。
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2023-03-13
 2月28日の関西テレビ「報道ランナー」で『ウクライナの子供たちへ贈る「九九の歌」 慣れない日本での生活で言葉の壁も…「学ぶことを諦めないで」』が放送されました。 黒田教授と本学の学生たちとでウクライナ語版の九九の歌を作り、日本に避難しているウクライナの子どもたちに届けるというドキュメンタリー番組です。
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2023-01-31
 令和5年2月17日(金)深夜1:25-2:25、関西テレビの番組「ザ・ドキュメント-ウクライナ, 99の歌~明日をつくる子どもたちへ」にて、黒田教授の取り組みが紹介されます。
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2022-11-29
 令和4年11月26日(土)、第16回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、大学と附属学校等が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、 広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
 会ではまず、樋口万太郎教諭(香里ヌヴェール学院小学校)から「1人1台端末の算数授業」についての発表がありました。 算数授業において,端末使用が子どもの考えを集約することのみに留まらず、授業全体の設計も考慮すべきであるという指摘がされました。 具体的な実践事例では、学習者が自ら端末を活用して算数科の学習内容を深めていく姿についても紹介されました。
 続いて、谷陽良教諭(京都市立洛南中学校)から「中学生を対象とした数学と理科の統合型授業の成果と課題」についての発表がありました。 台車の動きに関わるデータを専用の機器やアプリを通して集約し、それをグラフ化し考察するという教科を統合する学習の実践事例が報告されました。 質疑応答では、グラフ化に伴う活動の発展可能性や次なる教育実践への取り組みの展望について議論されました。 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「GIGAスクール時代の「図形」指導のあり方」についての発表がありました。 Society 5.0時代における図形教育は、コンピュータと3Dプリンターを活用するなど、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)が相互に関連しあった内容を新たに開発し、 実践していくことが重要であるとの提案がなされました。
 会には13都府県より57名(学校関係18名、学生32名、大学関係6名、一般1名)の参加申込がありました。
 次回は令和5年2月18日に第17回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン形式で開催します。
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2022-11-07
 数学科 黒田教授がIMS Japan賞を受賞しました。 IMS Japan賞は、 国際的に評価の高い、1EdTech Consortium(旧IMS Global Learning Consortium)の Learning Impact Award(LIA)に範をとり、 テクノロジーの教育利用に多大な貢献のあった優れた挑戦を顕彰します。 技術標準の相互運用性を効果的に利用して教育デジタル・エコシステムを実現するなど、 教育・学習のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現したもの、あるいはIMS技術標準の国内普及に貢献のあった作品や実践などが該当します。 様々な母語に対応した算数・数学動画教材制作と公開の社会的な意義や、 将来のDX化の可能性から、国際的通用性の高い取り組みとして評価されました。 海外委員からは、教育を提供する側、受ける側という固定的な役割概念を超えて、 相互に貢献しあえる関係の中での新しい教育のスタイルの可能性の点から評価されました。
 京都教育大学外国人の子どもの教育を考える会[有志の会]は、 2016年度より多言語に対応した算数・数学動画教材の制作と公開を行ってきました。 これは、日本に在住する約5万人の日本語指導が必要な外国人の子どもたちに対して、 母語での算数・数学学習支援が可能となるとともに、同一画面構成での日本語版を併用することで、 日本語指導につなげる目的で取り組んできています。 現時点で、約3500本の動画教材を制作し、京都教育大学専用YouTubeサイトで公開しています。 文部科学省のホームページでの紹介をはじめ、全国の教育委員会・学校現場で活用されています。 2022年4月からは、ウクライナ語版算数・数学専用ホームページを立ち上げ、 国内外に避難する多数のウクライナの子どもたちの算数・数学学習支援に取り組んでいます。 今後も、日本語指導が必要な外国人の子どもが増加することが予想されますので、様々な言語に対応した算数・数学動画教材を制作していく予定です。
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2022-09-02
 ウクライナ語版算数・数学動画コンテンツの取り組みが「ウクライナの子供向け学習動画 日本で広がるユーチューブ配信」として産経ニュースに掲載されました。
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2022-08-23
 「これからの算数・数学教育を考える会」は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
 
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 令和4年8月20日(土)、第15回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催しました。 会ではまず、橋本尚也教諭(京都府立聾学校)から「特別支援教育における算数・数学教育」についての発表がありました。 障がいを持つ生徒の個に応じた数学の指導について、 時計の読み方や三角比の活用法を事例とした実践が報告されました。 ICT機器などの積極的な活用による、効果的な指導のあり方について議論がなされました。 続いて、村井翔馬教諭(京都府立北嵯峨高等学校)から「総合的な探究の時間を用いた数学的モデリングの実践報告」についての発表がありました。 生徒自らが数学的モデリングをもとに課題探究した実践の成果と課題について報告がありました。 質疑応答では、指導する際に生じた課題や今後の方向性について議論がなされました。 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「GIGAスクール時代の「数と計算」の指導のあり方」についての発表がありました。 ICTが日常生活に自然と溶け込んだ環境下にあって、とりわけ小学校高学年の「数と計算」指導は、複雑な数値の四則計算を、 筆算を用いて正確に速くする技能習熟よりも、等式の性質を活用した計算式の意味理解に重点を置くべきとの提案がなされました。
 会には9都府県より58名(学校関係5名、学生53名、大学関係3名)の参加がありました。 次回は令和4年11月26日に第16回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。
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2022-08-02
 令和4年9月13日(火)から9月16日(金)まで北海道大学で開催される「日本数学会2022年度秋季総合分科会」 の応用数学分科会と実函数論分科会それぞれで数学科の川原田講師、水上講師が特別講演を行います。 日本数学会は春と秋の年2回に会合が開かれますが、新型コロナウイルスの影響で対面での開催を見送ってきました。 今年は2019年金沢大学以来の対面での開催となります。
応用数学分科会 9月13日(火)から16日(金)開催
9月16日(金) 16:25~17:25 特別講演
川原田 茜 (京都教育大) セル・オートマトンが生成するフラクタルの特徴付けについて
Akane Kawaharada(Kyoto Univ. of Edu.) Characterization of fractals generated by cellular automata
 
実函数論分科会 9月15日(木), 16日(金)開催
9月16日(金) 16:40~17:40 特別講演
水上 雅昭 (京都教育大) あるchemotaxis-consumption 系の解の存在と挙動について
Masaaki Mizukami(Kyoto Univ. of Edu.) Global existence and asymptotic behavior in some chemotaxis-consumption system
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2022-08-02
 ウクライナ語版算数・数学動画コンテンツがNHKウェブニュース「私ができないだけです…ウクライナ避難民が見た日本社会の現実」で紹介されました。
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2022-06-21
 令和4年8月20日に第15回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。
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2022-05-31
 令和4年5月21日(土)、第14回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを利用したオンライン形式にて開催しました。 この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、 大学と附属学校が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
 会ではまず、保科一生教諭(京都教育大学附属京都小中学校)から「算数科『データの活用』領域における自動車調べを題材とした1年生の実践」についての発表がありました。 統計教育の導入段階である1年生に対し、 動画で撮影した道路を走行する自動車の映像から数を整理し調べる活動を行い、 教科書題材をより発展させた教育実践になったと報告がありました。 続いて、木下卓海教諭(京都府立山城高等学校)から「Microsoft Teamsを使った高校数学のオンライン授業づくり」についての発表がありました。 Teamsの基本的な使い方や具体的な数学課題、ならびに実施していく上での成果と課題について今後の方針とともに報告がありました。 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「Borderless Learning for All Students/ウクライナ教育支援プロジェクト」についての発表がありました。 すべての子どもがどのような境遇になろうとも学習が可能となる学習支援システムの構築に取り組んでおり、 世界中に避難するウクライナの子どもへの算数・数学学習支援の実際について報告がありました。
 会には11都府県より100名(学校関係12名、学生79名、大学関係9名)の参加がありました。 次回は令和4年8月20日(土)にオンライン開催で実施します。
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2022-05-17
 5月12日(木)京都教育大学で、 ウクライナ語による算数・数学学習支援プロジェクトに関する記者会見を実施しました。 NHK、毎日放送、関西テレビの3局と、読売新聞、共同通信社2社の計5局社が来られました。
 この様子はNHKウェッブニュースにも掲載されました。
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2022-04-20
 京都教育大学外国人の子どもの教育を考える会[有志の会](数学科・黒田教授 代表)は、 これまで日本に在住する外国人の子どもに対して多言語対応版算数・数学動画コンテンツを制作・公開し、 母語での学習支援を行ってきました。新たにウクライナ語版算数・数学動画コンテンツを制作し新たなHPにて公開しました。

 このホームページは、世界中に避難・生活するウクライナの小学生から高校生のための、ウクライナ語による算数・数学の動画での学習が可能なサイトです。 いつでも、どこでも、どの段階からでも、3分間程度で算数・数学の内容を学習することができます。詳しくは新たなHPをご覧下さい。
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2022-04-11
 令和4年5月21日に第14回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。
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2022-04-07
 感染症対策のため講堂での式典は開催せず、学科単位で集まって入学式、およびオリエンテーションが行われました。 新1回生が32名数学領域専攻に入学しました。
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2022-04-01
»新1回生 4月7日(木)、感染症対策のため講堂での式典は開催せず、専攻別指定教室(数学領域専攻はC3教室)にて10:00より入学式、およびオリエンテーションが行われます。
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2021-04-01
 京都大学の吉安徹先生が、京都教育大学 数学科に赴任されました。

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