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お知らせ

2024-09-20
第24回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2024-08-25
第23回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました
 8月25日(日)に、第23回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組に掲げる、 大学と附属学校との連携した先導的教育モデルの開発、展開等を目的とした取組の一環として、算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流をしています。
 会ではまず、篠原知晃教諭(東京都調布市立北ノ大小学校)から「小学校算数科における教育課題「学力向上」に関する一考察」についての発表がありました。問題解決学習をより効果的に行うために、 児童のノート記述に部分肯定をして価値づけする○付け法の活用や、学校内で統一した色で板書を色付けする工夫についての紹介がありました。質疑応答では、児童および教師にもたらされる効果と課題について議論されました。
 続いて、島橋尚吾教諭(大阪教育大学附属天王寺中学校)から「折り紙を使って考える解析幾何学(1次関数)の授業実践」についての発表がありました。中学生の発展的・統合的な考え方を育むことを目指し、 折り紙の面積が1/5になる折り方や辺の三等分の方法を数学的に探究する授業実践についての報告がありました。質疑応答では、解析幾何的アプローチによって培われる能力について議論されました。
 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「「生成AIについて学ぶ」と「生成AIのサポートで学ぶ」」についての発表がありました。過去40年を振り返って、 パーソナルコンピュータ(家庭でコンピュータを買えるようになった)の登場と、インターネット(世界中と家庭がつながるようになった)の普及時の世の中や学校現場の反応と対応について振り返り、 生成AIの教育における今後のあり方について議論されました。
 会には、18名が参加しました。
次回は2024年11月24日(日)にオンライン開催で実施します。
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2024-07-12
第23回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2024-06-03
第22回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました
 5月26日(日)に、第22回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、大学と附属学校等が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
 会ではまず、西村祐太教諭(京都教育大学附属桃山小学校)から「分数の素地指導の在り方~操作したものを表現することの大切さ~」についての発表がありました。 低学年から高学年までの分数指導を概観し、その困難性を検討した上で、「素地」を獲得する指導の重要性を提言されました。 さらに、折り紙をブロックに見立て、様々な組み合わせ方を考えて1つの形に戻すという具体的な操作を前提とした教育実践の成果と、他の学年への発展可能性について報告されました。
 続いて、山坂旭成教諭(山梨県立都留高等学校)から「高校数学における表計算ソフトの活用」についての発表がありました。 煩雑な数値を瞬時に計算したりグラフ化できたりする表計算ソフトを用いて高校数学の内容理解を確実なものとする教材例が紹介されました。 関数を用いた売り上げの予測や、テストの点数を例としたサンプリングの検証などの事例検討から、現実問題の解決に関連する探究的な学びへと誘う授業展開について議論されました。
 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「中国の最新算数科教科書の特徴について」についての発表がありました。 中国の教科書では、加法記号(+)、減法記号(-)よりも先に、等号記号(=)、不等号記号(<、>)を扱い、等号・不等号記号を左辺と右辺の関係記号としての意味づけを強調して指導していることが報告されました。 小学校高学年以降の算数・数学の等式の性質の扱いにつながる視点として、日本でも検討すべきであるということが確認されました。
会には、28名が参加されました。 次回は2024年8月25日(日)にオンライン開催で実施します。
2024-04-08
入学式、およびオリエンテーションが行われました。 新1回生34名が数学領域専攻に入学しました。 また、大学院連合教職実践研究科数理自然・技術プログラムに新1回生14名が入学しました。
2024-04-01
数学科、柳本哲先生が退職されました。
数学科、宮﨑充弘先生が退職されました。
数学科、川原田茜先生が防衛大学校に異動されました。
三重大学の中村力先生が、京都教育大学 数学科に赴任されました。
2024-03-25
2024年3月25日(月)に卒業式が行われました。 数学領域専攻より29名の卒業生が、大学院数理自然・技術プログラムより6名の修了生が出ました。 ご卒業おめでとうございます。
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2024-03-21
第22回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2024-03-08
国際研究集会「The 7th International Workshop on Mathematical Analysis of Chemotaxis」を開催しました。 詳しくは こちら
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2024-03-01
本学数理自然・技術プログラムの学生が「教育システム情報学会 学生研究発表会」で優秀ポスター発表賞を受賞しました
2024年2月29日に対面形式で開催された「教育システム情報学会学生研究発表会」において, 本学の教職大学院数理自然・技術プログラム1回生城村光紀さんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。
城村光紀(京都教育大学教職大学院)・黒田恭史(京都教育大学)「高等学校での生徒によるデータ分析の補助ツールの開発」
詳しくは こちら
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2024-02-24
第21回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました
2月24日(土)に、第21回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。 この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、大学と附属学校等が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、 広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
会ではまず、今澤宏太教諭(大阪教育大学附属天王寺中学校)から「micro:bitを活用したデータの分析」についての発表がありました。 中学生の統計的探究力を育成するために、問いの設定、計画の立案に思考支援ツールを、情報収集や統計分析にmicro:bitや表計算ソフト等を 効果的に活用する実践事例が報告されました。質疑では、統計的探究プロセスの段階ごとの学びの深まりや指導上での困難点について議論されました。 続いて、松田和真教諭(山梨県都留高等学校)から「いろいろな平均について ~相加・加重・相乗・調和~」についての発表がありました。 高校生が相加・相乗・調和平均の関係性を協働的に学び、それらを金融に関わる問題解決につなげることで数学の有用性を高められる授業実践が報告されました。 質疑では、生徒に数学の有用性を実感させたり、式や証明に対する意味理解を深めたりする指導のあり方について議論されました。 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「「数と計算」領域における暗算・概算指導のあり方再考」についての発表がありました。 日本では、暗算・概算指導は、特定の学年で少しだけ扱いますが、シンガポールでは低学年の段階からかなり系統的に扱うことが報告されました。 ICT活用が前提となるこれからの社会における暗算・概算指導の教育的意義について改めて議論する必要があることが確認されました。
会には、12名が参加されました。次回は2024年5月にオンライン開催で実施します。
2024-02-12
第21回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2023-11-27
第20回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました
 11月25日(土)に、第20回「これからの算数・数学教育を考える会」をオンライン開催しました。この会は、京都教育大学の第4期中期目標・中期計画の取組の一環として、大学と附属学校等が連携して算数・数学のカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場への発信・交流を目的にしています。
 会ではまず、金尾義崇教諭(敬愛小学校)から「図形の見方を豊かにする活動~四角形で思い切り遊ぶ!~」についての発表がありました。自作教具「テトラウノ」を用いて、児童が四角形のきまりや性質を学び、四角形の相互関係を理解できる実践事例が報告されました。質疑では、図形間の関係を整理・類別する活動が図形指導で重要であることや本教具を扱う上での留意点などについて議論されました。
 続いて、福岡健司教諭(立命館中学校・高等学校)から「一次関数(ダイヤグラム)の考察と数学的モデリング」についての発表がありました。生徒にとって身近なものを題材に現実問題を設定し、それを関数や図形の考え方を活用して解決につなげる数学的モデリング型の授業実践が報告されました。質疑では、授業を受けた生徒の学習の様子や、中学校数学における関数指導のあり方などについて議論されました。
 最後に、黒田恭史教授(京都教育大学数学科)から「小・中接続(算数の教科担任制)を意識した「数と計算」の指導のあり方」についての発表がありました。今回は数と計算の中の「分数」に着目して、2年生から6年生までの扱いの特徴について、「量あり、数直線、量なし」分数に分類して検討し、その中で3年生と5年生の分数の扱いがポイントになることについて議論されました。
会には、44名が参加されました。次回は2024年2月24日(土)14:00~15:30にオンライン開催で実施します。
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2023-10-02
【受賞報告】令和5年9月30日に発表された、第3回SDGsジャパンスカラーシップ岩佐賞において、 数学科 黒田恭史教授が代表を務める「京都教育大学外国人の子どもの教育を考える会」が教育の部で受賞しました。
活動名:外国人の子どものための多言語版算数・数学動画コンテンツの製作と公開による教育支援プロジェクト
詳しくは こちら
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2023-09-21
【受賞報告】2023年日本民間放送連盟賞 特別表彰部門(青少年向け番組)最優秀賞   黒田教授らの取り組みを取材していただいた番組が、下記の賞を受賞しました。
特別表彰部門(青少年向け番組)最優秀 ザ・ドキュメント ウクライナ、9×9の歌 明日をつくる子どもたちへ 関西テレビ放送
詳しくは こちら
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2023-09-17
第20回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2023-06-12
第19回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2023-06-08
国際研究集会「Learning Impact 2023」における「Learning Impact Awards 2023」において、本学研究グループがFinalistsに選出され、「Honorable Mention」を受賞しました。詳しくは こちら
2023-04-24
第18回「これからの算数・数学教育を考える会」をzoomを用いたオンライン形式で開催します。詳しくは こちら
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2023-04-07
大学院連合教職実践研究科 数理自然・技術プログラムに新1回生19名(数学6名、理科9名、技術4名)が入学しました。京都教育大学をはじめ、神戸大学、関西学院大学、京都産業大学などから進学してきています。
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2023-04-07
入学式、およびオリエンテーションが行われました。 新1回生が30名数学領域専攻に入学しました。
2023-04-01
長崎大学の熊崎耕太先生が、京都教育大学 数学科に赴任されました。

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